2012年02月14日

第5回 コンビニの是非〜今回は音楽と全く関係のない戯言です。

 最近ダイエットに余念のない筆者だが、
レッスンも終わり10時過ぎに店を閉めるとさすがに小腹がすく。
8時以降はモノを食べないようにしているが、
両隣はサイゼリアにすかいらーく、
(※現在はイタ飯屋にステーキガスト)
30秒もあるけば松屋に広島風お好み焼きいう立地であるから
誘惑には事欠かない。

胃の中は毎晩がラマダン状態である。

幾度と無く襲ってくる空腹感に屈しないため、店の鍵を閉め、
教材を作ったり、サイトの更新などの雑用をして気持ちを紛らわせている。

それでも辛い時などは

「自制心」

と筆ペンで紙に書きなぐり、
「この忍耐力があれば、将来地球的規模の飢餓に陥っても大丈夫だな。」
などと頭の中でサバイバル映画の
マッチョな主人公に
自分の顔を
アイコラしつつPCに向かうのだ。

しかし最も誘惑と葛藤するのは深夜1時を過ぎ、
ようやく仕事を終え、徒歩で帰途に着く時である。
最大の難関は自宅近くに煌々と明かりを放って陣取っている。

そう、
コンビニというやつだ。

ある夜カミサンに(※現在は筆者は独身)


「帰り道に明日の朝のバターロール買って来て。」

などとお使いを頼まれた。
ヤバイ事態だ。
どうしてもコンビニに入らなければならない。


迂闊に足を踏み入れると
「ちょっと肉まん一個だけなら…おぉ!餃子もあるではないか!!」

と先ほどの自制心がやすやすと崩れていくような
大好物のオンパレードである。

普段小銭しか持つ事を許されない私だが、
そんな時に限って、1000円札が有ったりするのだ。


夏目漱石さえが「いいんだよ。我輩を全部使って。」
とやさしく微笑みかけている。


これでは肉まんとついでにオニギリ(明太)とコーヒー牛乳に
果てはちょっと贅沢めのプリン
まで買えるではないか!
いや、そんな甘美な誘惑には負てなるものか。

お店に置いてきた「自制心」と書いた紙を必死で思い出しつつ、
危機回避の戦略を練る。

「パンのある棚は奥のレジよりだ。
弁当の棚の方にまで行かなければいいだけのことだ。」
私はパンの棚まで脇目も振らず直行し、
バターロールを手に取ってレジまで向かう。(ほぼ2m)

「もう大丈夫だ。これで代金を払い、
誘惑も振り払ってとっととコンビニを出ればいい。


そう思ってレジ前に立つとなんと先客がいた!

しかも
「おでん」をちんたらと選んでいるではないか!

予想だにしなかったまさかの


「衝動買い可能ロスタイム」
である。

これは悪魔の悪戯か?それとも天が与えた試練であろうか?


「これ以上太ってどうする?」
「おまえは豚になるつもりか?」


と必死自分に罵声を浴びせながら欲望と戦いつつ
先客に目をやるといかにも
優柔不断といった具合で
おでんのチョイスに手間取っている。

空腹感と葛藤による苛立ちをかろうじて抑えながら、

財布から1000円札を抜き出して早くも臨戦態勢を
整える。

「大丈夫だ。おまえは負けない!」

コーナーに戻った
ロッキーにセコンドのオヤジ(エイドリアンの兄)が言い放つシーンが頭をよぎる。



「お待たせしました!」の店員の声で我に帰ると

手早く
「これで。」とバターロールと1000円札を同時にカウンターに置く。

店員 
「210円になります、1000円お預かりします。」

手際よく店員がレジを弾いているその瞬間、



「あ、あの、肉まん一つ貰おうかな・・・。」



まるで多重人格であるかのように無意識に口をついて出た言葉。

ほんの一瞬の隙であった。
理性ではコントロールできない、胃袋が脳を一瞬占領したのであろうか。

狐につままれたようにバターロールと肉まんの入った袋を下げてコンビニを出る。


複雑に絡み合う罪悪感高揚感を感じながら
証拠隠滅のため肉まんをとりあえずたいらげる。

胃袋の充足感と共につのる自己嫌悪。


「コンビニさえなければ・・・」

完全なる責任転嫁である事は百も承知で、
さらに思考は駆け巡る。

 「コンビニが出来る以前と以後とで、
国民の平均体重の変遷を調べたら絶対因果関係があるに違いない!




頭の中で勝手に言いがかりをつけながら家に帰り、カミサンに一言。



「いや〜最近胃が小さくなったかな〜お腹減らなくなってきたよ。」



カミサン
「あらホント?じゃあ体重計乗ってごらん?」




「えっ」

                             つづく
posted by 網 渦男 at 12:08| Comment(1) | TrackBack(0) | コラムの過去ログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
カラコンカラコンカラコンカラコンカラコンカラコンカラコンカラコンカラコンカラコンカラコンカラコンカラコンカラコンカラコンカラコンカラコン
Posted by カラコン at 2012年03月18日 09:46
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/252159335

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。