2005年07月27日

ジャズとクラシックのサックスについて

昨日サックス会員の女の子からこんな質問をされた。
「ジャズのサックスとクラシックのサックスってどう違うんですか?」
中学1年生にしてメイシオ・パーカーをこよなく愛する彼女にとって
学校のブラスバンドとの両立というのはシビアな問題であろう。

改めてこんな事を聞かれると一言ではなかなか答えられず、
「クラシックは一般的に弦楽器のような澄んだ美しい音が理想とされていて
ジャズは個々人が出したいと思う音を出していると思うよ。」
ととりあえず答えてみた。
クラシックを高校3年間しかやった経験が無い私の偏見であるかも知れないが、
私にはクラシックがどちらかといえば絶対主義的に
ジャズやその他の音楽が個人主義的に見えてしまっているのかも知れない。

〜ジャズとクラシックのサックス〜いずれ調べてみなければいけないなぁと思いつつ、
今日になって何気にいつも読ませていただいている山崎氏のブログ
「新・SAX&音楽ノート」覗いてみたらなんと
そのものズバリのテーマが書いてあったのだ!!(A子ちゃん読んでみてね!)
なるほど全く同感である。

余談であるが私はクラシックのサックスを目指そうと思ったことが一瞬ある(笑)。
高校時代にクラリネットをやりつつもサックスへの未練が拭い去れなかった私は
友人とクラシックサックスの巨匠「ダニエル・ディファイエ」を聴きにいったのだ。
ディファイエ氏の音は確かにこの世のものとは思えないほど美しく、
まるで空気が七色に染められたかのような感じであった。
しかし、あまりの気持ちよさに私は不覚にも途中で寝てしまったのであった。

帰り道、すっかり高揚した様子でディファイエのすばらしさを
延々と語る友人とはうらはらに、
私は一流の音を体感した衝撃とある種の挫折感に包まれていた。
「やはりクラシック素晴らしいが私のキャラではない。」
クラシックサックスとのお見合いはこうして終わった。

そんなことがあり、私は大学からジャズサックスを始めたのであった。
しばらくはある吹奏楽団にクラリネットで参加し両立していたが、
不器用な私は大学2年からはサックス一本に絞ろうと思った。
吹奏楽を止めるか悩んだがやはり同じ楽器では吹奏楽とジャズの掛け持ち
吹き分けは難しいかった。求められる音色が違いすぎるからだ。

それからは吹奏楽とはとんと縁遠くなってしまったが、
以前高校吹奏楽部のOBバンドに乗せてもらう機会があった。
クラリネットとして声がかかったのだが、
「もうクラなんて吹けん。」
と思い非常識にも愛器カイルベルスにリンクメタルで参加したのだ。

で、行ってみたら私と同様、大学でジャズに転向したある先輩も
ガーデラテナーのアーストーンにマウスピースもガーデラのスタジオモデル
という喧嘩売ってるんかと言うセッティングで参加していた(爆)。

勿論二人とも
「そこのサックス二人うるさいよ!」
と言われ、周りを気にしながら終始
「サブトーン」
で吹いていたことは言うまでも無い。(笑)

A子ちゃん、とりあえず部活の時はサブトーンで乗り切ってね!
無責任なインストラクターより。
posted by 網 渦男 at 14:56| Comment(0) | TrackBack(2) | 楽器に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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