2012年08月23日

Nothing Gonna Change My Love For You

少し前から女性サックスプレイヤーの小林香織の活躍により
『Nothing Gonna Change My Love For You』が流行っていて
Youtubeにも様々なプレイヤーが演奏しているものがアップされているが
本日紹介する動画はその中でも群を抜いている。
その破壊力たるやすさまじいものだ。
中国ではジャズがこのように理解されているかと思うと
恐るべし、中国、、、、、。
どうぞ、心してご覧あれ。
posted by 網 渦男 at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月07日

大野俊三ジャパンツアー八王子公演を終えて

先日、大野俊三の八王子公演を無事に終える事ができた。
果たして客席が埋まるのかと主催者としては
毎日胃が痛くて眠れぬ状況が続いていたのだが、

当日は平日にも関わらず、ほぼ満員の観客となった。

そして演奏は
『奇跡といってもいいほど素晴らしかった!』
あくまで音楽だから個人的な意見、感想となるが、
まさにファンタスティックな演奏であった。
私は舞台袖で照明を担当しながら聴いていたのだが
(ぶっちゃけ照明どころではなかった)

大野氏の奏でる『まるで光の粒のような音1つ1つ』を、共演者がもれなく受けとめ、
その光をそえぞれが自分の色や形にに変えて空中へ再び振りまいているような、
それが常に絶え間なく連続し、心地よい波動となって曲が進行していく。

そんな演奏だった。

世界的なギタリスト、ラリー・コリエルが大野氏の事を
『まるでマイルス・デイヴィスのようだ』
とコメントしているが

その意味がこの日、解った気がした。

この夜の演奏はマイルスの60年代、第二次黄金クインテットのごとき、
インタープレイとフレキシビリティがあった。

マイルスの演奏は『孤独』で『シリアス』だ。
それは彼の黒人として歩んだ人生、ジャズシーンにおける立場が
そうさせているのかもしれない。

大野氏の演奏はマイルスを彷彿とさせるが、
そのサウンドはマイルスのような
『孤独』に伴うセンチメンタリズムルは無く、
むしろその孤独は『一人立つ武士の強さ』のような
信念と強さを感じるものだ。

特に大野氏のオリジナル『Musashi』においては
大野氏の音は確信に満ち、空間をメリメリと切り裂いて
絶えず前進していくかのようであった。

その『音の剣』で切り裂いた破片を
ドラマーのシンバルが蹴散らし、
ピアノが光り輝く微粒子に変えて拡散させ、
ベースが大野氏の背中をプッシュしていく。
そんな演奏だった。

まるで壮大な冒険活劇をみているようだった。
勿論、その旅の途中には目を見張るような眩く美しい光景もあれば
不安と恐怖に支配された暗闇もある。
猛スピードで修羅場を駆けるアクションシーンもあれば
癒しの湖畔にゆっくりと寝そべる時もある。

ジャズの演奏でこんなエンターテインメントを感じるのは稀であった。
ウェイン・ショーターのバンドではこのようなドラマティックな展開はある。
役者は違うがまさにショーターバンドに匹敵するのではないかと思うほどの演奏であった。

観客のアンケートでは演奏時間についてほぼ全員が『短かった』と答えている。
そうは言っても実際は2時間を超える長尺の演奏である。
また入場料についてもほぼ全員が『安かった』である。
確かに3500円以上の演奏であった。
私なら10,000円でも安いくらいと思ったほどだ。

ただ、今回、『初めてジャズを聴きました』とか
『初めて大野俊三を聴きました』という方が多かった。
そういう意味では3500円という価格設定はやむをえなかったかもしれない。
でもそういう方が『安かった』と答えてくれた事が

私には収穫であった。

初めてジャズを聴いた人がそう感じるのである。
現在のジャズシーンにおいて大野氏がどれほど重要なポジションに立っているとか、
日本人では数少ない新主流派のトランペッターであるとか、
2度もグラミー賞を受賞している日本人であるとか、
そういう事を全く抜きにして、
まったくジャズの素人に、あれほどハイレベルなパフォーマンスをして
『また聴きたい』と評価されるのが大野俊三というミュージシャンなのである。

公演後3日が過ぎてもお客様から御礼や感想の電話やメール、
菓子折りをご持参してのご来店が絶えない。
主催者としてこれほどの悦びは無い。

最後にこの八王子公演の素晴らしい演奏を支えてくれた
いちょうホールのスタッフの皆様、
素晴らしい仕事をしてくれたPAの木村さん、
リハーサル、本番まで付き合ってくれたピアノ調律の清水さん、
当日スタッフの皆様、
そして月末の平日にも関わらず足を運んでくれた
全てのお客様に御礼申し上げます。
本当に素晴らしい夜をありがとうございました!
posted by 網 渦男 at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月10日

大野俊三 八王子公演のお知らせ

この度、縁あって世界的ジャズトランペッター、大野俊三氏のジャパンツアーでの
緊急追加公演として八王子での公演をお手伝いする事となった。

私が初めて大野氏の演奏をちゃんとした形で聴いたのは社会人になったばかりの頃、
都内のライブハウスでのことであった。
『ちゃんとした形で』というのは、たしか中学生くらいの頃だったか、
ある大きなイベントで、一度聴いた「はず 」だったからだ。
ただその頃の私は残念ながらジャズと言う音楽を理解する能力を持ち合わせせていなかった。
『ジャズってなんかかっこいいな』くらいの印象しかなかったと思う。
実は、もったいなくもその時の演奏メンバーはなんと
ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、バスター・ウィリアムス、
ラリー・コリエル、ネスター・トーレスというそうそうたるメンバーだったのだ。
それぞれが世界的に認められている一流のミュージシャンという
まさしく『スーパーなサウンド』である。
今だったら借金してでも見たにいく。

そんなもったいない思いがあるから、
今度こそはと私は仕事終わりに都内のライブハウスにかけこんだ。
もう演奏は始まっていて私はとりあえずジントニックを注文した。
当時私はまだお酒を嗜んでおり、必ず初めはジントニックと決めていた。
単に『ジントニック』「という響きがカッコイイからだ。

演奏途中だったので何の曲か解らない。
耳に神経を集中して注意深くコード進行をたどる。
スタンダードか?はたまた俊三さんのオリジナルか?
結果、おそらくはスタンダードだったと思う。
もう20年くらい前なので覚えていないが
『あの曲がこんな風になるのか』と目から鱗だった事だけは記憶している。

その時の私の率直な大野氏の印象は
『マイルスみたいな4ビートとランディみたいな16ビート』
しかしそのどちらにも『似ている 』わけではない。
誤解を与えないように更に証左すれば私が『マイルス』とか『ランディ』と感じたのは
『日本人ジャズマンとはちがう』とか『ニューヨークな』という意味合いでそう感じたんだと思う。
つまりいわゆる『本場の』ってやつである。

一瞬、一瞬妥協の無い音の選び方と確信に満ちたフレイジング。
しっかりと伝統に則ってはいるが、確実に新しいイデオム。自由な展開。
現代のジャズトランペットのあるべき形がそこにはあった。
『こんなすごい人だったんだ。 』と感動した。

考えてみれば大野氏の経歴をみればそれも頷ける。
偉大なるアート・ブレイキーにその才能を見出され渡米。
数々のジャズジャイアンツとの共演を経て、
ノーマン・コナーズのアルバムに参加し作編曲を任された『バブルス』は
シングルリリースされ、ゴールドディスクとなる。

またマチート&アフロキューバンズに参加、ワールドツアーを行い、
大野氏のソロをフィーチャーしたアルバムは1984年度グラミー賞に輝いた。

その後もマイルスが最も信頼した作編曲家
ギル・エバンスオーケストラのレギュラーメンバーとなり、
アルバム「ライブ・アット・スウィート・ベイジル」で2度目のグラミー賞を獲得する。

日本人ジャズマンで世界規模で活躍し、
グラミーを2度も受賞している人が大野氏の他にいるだろうか?

また、アート・ブレイキー、ギル・エバンス、ハービー・ハンコック、
ウェイン・ショーターなどのレジェンドにそろって認められる日本人ジャズマンは?

大野俊三と言う人はそういう稀有なジャズマンなのである。
普段、ニューヨークを拠点に活動しているので
日本での『一般的な』知名度は低いかもしれない。
そういう意味では『過小評価』されている。

しかしジャズはポピュラーミュージックではないから知名度=評価ではない。
その価値のわかる人が正当な評価をすればよいのだ。

今回の大野氏の追加公演の話を私は2つ返事で引き受けた。
知名度も厳しい、緊急追加の為、宣伝期間もない。宣伝費用もない。
ただ一人のジャズを愛する人間としてこの偉大なジャズマンの役に立ちたい。
この気持ちで決めたのである。

さらに言えば、昨2011年の5月、
私は脳卒中で記憶障害と言語障害、左半身麻痺になった。
もうサックスは演奏できないのではないかと思った。
そして年末には交通事故でその麻痺した左手首を骨折。

当然、私は大野氏の人生を襲った悲劇を思いこさずにはいられなかった。
大野氏は1988年、交通事故で唇を断絶、前歯を折った。
唇の振動を繊細にコントロールして演奏するトランぺッターとしては
まさに致命的なダメージである。
まともに音が出るまで2年かかったという。

2年である。

輝かしい活躍をし、自由に毎日楽器を吹いていたミュージシャンが
2年間音が出ないとはどれほどのショックであろうか・・・。

更に大野氏は1996年には扁桃ガンを宣告され、
片側の唾液腺と神経を除去、
再びトランペッターとしての致命的傷害を受けた。

口が開かない、唾液が出ない、当然喉に違和感もあったであろう。
そこからの復活である。

私なんかまだ甘い。

大野氏の復活劇は私に無限の勇気と希望を与えてくれた。

なんとしてもこの人に恩返しを。

これが私の願いである。
今月31日、月末の平日ではあるが、
ぜひともこの日本の宝、大野俊三の魂の叫びを聴きに、
八王子公演に足をお運びいただきたい。

≪緊急告知!!!!!≫
大野俊三ジャパンツアー
『Now's The Time』開催!

☆5/31(木)
八王子芸術文化会館(いちょうホール)小ホール,
18:30開場19:00開演

[演奏メンバー]
大野 俊三(tp)
Alan Eicher(p) アラン・アイカー
古木 佳祐(b)
滝 幸一郎(ds)


入場料3500円
全席指定(お申込み順)

お問合せ、お申込みは
ア・ミューズ042-645-6030
posted by 網 渦男 at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月03日

無料体験レッスンのチェックポイント

以前某大手音楽教室に何年か通っていたという方が私のところに無料体験にやってきた。
その方はキャンディー・ダルファーやデビット・サンボーンに憧れてサックスを吹きたいと
思ってそこに通ったのだが、講師がクラシックの方でレッスンの方向性に疑問を感じて
私の無料体験を受けに来たとのことだった。(こういうケースはよくある)
なるほど。初心者の方はたかだか30分程の無料体験レッスンでその講師が自分にあっているかなどを
チェックするのは難しい事だろう。気が付いたらサンボーンとは程遠いスタイルや奏法が身についてしまい
さらに大いなる勘違いな奏法まで身につけてしまっている場合が多々あるのが現実である。
今日はそうならないようにジャズやポップスのサックス奏法を学びたい方が自分に合った
講師を簡単に見極める方法を紹介してみることする。

玄人目線で言えばその講師にジャズをプレイさせる事がその講師の技量や知識などを総合的にジャッジできるのだが素人はなかなか難しい。我々はさらっとでも聴けばその人がちゃんとスウィングしているかなんか変な感じのノリやアーティキュレーションで吹いちゃってるはすぐにわかるのだが、初心者は解らない。ジャズの曲を吹いていれば『ああ、ジャズなんだなぁ』と思ってしまう。
なので簡単な質問をしてみるのもいいかもしれない。
たとえば

『サブトーンってなんですか?』とか

『ハーフタンギングってなんですか?』とか

『ビバップってなんですか?』など。

これらを知らなかったらほぼモグリである。ジャズを知らないに等しい。


もしアドリブまで習いたいのであれば

『ツーファイブってなんですか?』

『セカンダリードミナントってなんですか?』

『コルトレーンチェンジってなんですか?』

『HmP5↓ってなんですか?』


とかの質問をぶつけて見るのも効果的であろう。

もし、これらの質問がしにくいような雰囲気であったら
レッスン前の世間話の段階でジャズマンの名前を出して
反応を見るという手もあるかもしれない。

たとえば
ジョン・コルトレーンの話をして
その講師が『ジョン・コルトレーンは』と言ったら
ジャッジとしてはいささか注意が必要でである。
通常は『コルトレーンは』と言う。
もし『トレーンは』と言ったら大方安心してよいだろう(笑)。

同様に『ハービー・ハンコック』の話題を振って
『ハービーは』と言ったら微妙。
『ハンコックは』と言ったら安心である(笑)。

また『ポッターとか好きっすか?』と尋ねて
『ああ、ハリー・ポッターは好きですよ』と返ってきたら
『ブー 』である。
もちろん正解は『クリス・ポッター』であることは言うまでもない。




posted by 網 渦男 at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月20日

交通事故

左手マヒのリハビリを続けていてがなかなか回復の実感がなく、
心が折れそうになる日々が続いていた先月。
12/3が発表会で、そこでの演奏もしなければならない状況もあり
私はかなり焦っていた。
そんな矢先、発表会の1週間前の出来事である。
朝、家を出て出勤しようと原付に乗って10秒ほど走らせた所、
いきなり左から高校生が自転車で飛び出してきた。
私は急ブレーキをかけたが瞬間間に合わないと思い咄嗟にハンドルを右に切った。
結果、自転車の後輪にあたり、高校生はこけ、私も大コケした。
バイクのメットインはパカッと開きヘルメットも飛んでいってしまうほどだった。
私はうつぶせに倒れ、胸部を激しく打ったらしく息ができない。
声もでない。事故の音を聞いて近所の方々が出てきて、私を心配して話しかけられたが、
声が出ず、私は唸るだけだった。気持ちが悪くなり、寒気がしたので
「これは肋骨を折ったな」と思い、高校生の方を見ると彼は既に起き上がっていて近所の方と
話しており、どうやら大怪我はしていないようだった。
私はなんとか体を起こそうと手をついた瞬間、左手に激痛が走った。
「折れたのは左手だ・・・」
左手が手首からずれていた。痛みをこらえ左手を引っ張って直すと痛みで血の気が引いた。
心配した近所の方が救急車を呼んでくれた。

そこはよく衝突事故が起こる所であるらしかった。
高校生が飛び出してきた道路にははっきりと「止まれ」の一時停止の標識が。
私が通った道路は優先道路であったが、「飛び出し注意」の標識が確かにあった。
不覚にも不注意である。
ちょうど前方に朝日があり逆光で交差点のミラーも標識もよく認識できなかった。
ミラーで見えた時には遅かった。
ただ、アクセルを1ふかししてその惰性で走っていたくらいのスピードだったので
衝突の衝撃自体は小さかったと思われる。自転車は破損するどころかかすり傷しかなかった。

救急車が到着するまでの間、スタッフにその日のレッスンのキャンセルを知らせ、
フォローをお願いした。

程なくして救急車が到着し、運ばれたのは「脳卒中」で入院した東海大付属病院であった。(笑)
診察の結果左手はやはり亀裂骨折。胸部打撲。右ヒザ打撲であった。
あとで気づいたのだが右肩も強く打撲していたようだ。1週間ほど腕が上がらなかった。
全く発表会直前なのにツイてない。
よく、「れば、たら」は言っても仕方がないと言われるが、こんな時ばかりはそう思ってしまう。
日頃からきちんと標識を確認していれば、高校生が一時停止してくれていたら・・・
しかし、あとの祭りである。

病院のあと、警察へ行って、その後、現場検証。
幸い、私の罰則はなかったが、20年間、無事故であった私は自賠責しか入っておらず、
相手の賠償はできても自分の治療費はでないことがわかった。(苦笑)
しかも事故は国民健康保険が適用外なので自費で払うんだよね・・・
病院で当日請求された治療費は約5万!
あとで市役所の「第3者行為」という救済措置があることを知り、
書類を揃えて審査が通れば保険適用になることもあるということで現在それを申請してるところです。

どちらにしても今年は災難が多い。
生徒さんに「厄祓い」したらと言われましたが(笑)私は仏教徒なので(笑)
なんでこうなるの考えてみました。でも仏教はそもそも解釈論的なスタンス。
現在→過去ではなく、現在→未来。
ではこの状況や、感情をいかに自分が納得する形で解釈するか。
う〜ん。難しいけど。
こう考えてみました。
脳卒中→災難ではなく死ぬくらいのところを軽い麻痺ですんだ。
事故→相手に大怪我を負わせなくて済んだ。自分も骨折程度で済んだ。
骨折→ついでに神経が再生し、マヒも治る!
そう考えると事故の相手を恨まずに感謝が出来、気持ちが楽だし、希望が生まれる。
だったらそう思うようにしよう!と思ったのでした。
そうしたら本当に指に感覚が戻ってきたような気がしてきました。
気がしてるだけだけど、病は気から(笑)。
絶対治すぞ!と気持ちが前向きになりました。
気の持ちようですよね。人間。
気持ちはタダだからそうします。

怪我や事故。病気に負けない事が大事!と今年の最後の最後に学びました。
感謝、感謝。








posted by 網 渦男 at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月19日

脳卒中からの復帰

しばらくぶりの更新となります。
実は先月20日に脳卒中で倒れ、入院しておりました。
おかげさまで2週間ほどで退院でき現在は自身の体調と相談しながら
レッスンに復帰しております。
様々な方の精神的、物理的サポートにより主だった後遺症も無く
リハビリに励んでおります。

仕事上さまざまな影響もあるかとは思いますがあえてここには
正直なところを書いていきたいと思います。

先日退院してから久しぶりに楽器を吹きました。
正直、以前のように吹けませんでした。
音は出るのですが『無意識に吹く』ことが出来ません。
日頃レッスンで『最低限の息の力で吹く』と生徒さんに言っている事が
自分で出来なくなってしまっています。
おそらく基本の腹圧と言うか息の支えが弱くなってしまっているか
舌の位置を忘れているかで効率が悪く喉に力が入ってしまいます。
今後の課題はこの原因を突き止め、改善する事なんですが
本当にレッスンをしていて感謝です。
いろいろな方の『なぜ楽に音が出ないのか』という事を追求させていただいたお陰で
今自分が再び『自分の音』を取り戻す為のヒントをたくさん頂いてきました。
本当に感謝です。『あの生徒さんのお陰で』と思う事がたくさんあります。
だからあえて書きました。
もし講師という仕事をしていて 『あの生徒さんなんでうまく音が出ないんだろうめんどうだな』
なんて思ってしまったらそれはとんでもないです。
きちんと音を出せる方法を秘密を教えてくれているのです。
それに感謝しなければいけません。
posted by 網 渦男 at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月02日

ジャムセッションワークショップ開催!!

☆ジャズワークショップ開催!!☆
ア・ミューズではこの度、皆様からのご要望にお応えして
ジャズワークショップを開催いたします!
今回は『ジャムセッション入門』と題しまして
ジャムセッションのマナーやルール、
知っておきたい大事なポイントなどを
未経験者の方でもわかりやすく解説いたします。
また経験者の方もよりカッコイイプレイや
アレンジのヒントなど為になるアイデアを紹介。
実際にやってみてマスターして下さい!
対象楽器は管楽器、ピアノとなります。


日時 4月10日(日)13:00〜15:00       
場所 ア・ミューズ4階
内容 ジャムセッション入門
   @講義&実技
   A質問会
   B講師演奏
教材 Autumn Leaves (枯葉)
講師 田中邦和(サックスマスターコース講師)
   八木美恵子(ジャズピアノ講師)
   紫藤道淳(サックス講師)
参加費 会員4,200円 非会員5,250円

お申込みはこちらのメールから
musicsalon@a-muse.jp
※『ジャズワークショップ申し込み』の件名で
お名前、連絡先、演奏楽器名を明記の上お申込み下さい。

posted by 網 渦男 at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月29日

ごいすーなテナー。



今年5月にNHKにて放映された
『"スコラ" 坂本龍一 音楽の学校』にての映像です。
ごいすーなテナーは田中邦和氏。Oh,Yeah!
さらりと聴くとすごいな〜。
じっくり聴くとうわ、すごっ。こんな事しとる!!
っていうプレイです。

ま〜日本にもいろんなサックスプレイヤーがいるわけですが、
こういう言葉でしゃべれる人って少ないですよね。
豪快に見えて、実はすごい繊細で、緻密。
ドレミじゃなくて『音』でしゃべる人です。

え?こんな人に習ってみたい?
そう思った方は今すぐ八王子ア・ミューズにアクセス!
http://amusesax.nomaki.jp/
posted by 網 渦男 at 16:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月05日

夏休み 緊急企画!!

緊急告知です!!!!!!!
このたび世界を舞台に活躍中の田中邦和氏を迎えて
サクソフォンクリニック&ワークショップ!
を開催いたします!
題して
『田中邦和と夏休みの一研究!』 (笑)

kuni hp edt.JPG

田中邦和氏としては初のクリニックとワークショップの開催です。
氏の超絶&至極のプレイの秘密や音楽観、
プレイに対してのコンセプトなどを学ぶ絶好のチャンスです!
サックスマニアは万難排して参加する価値あり!!(笑)
ア・ミューズ会員の方でなくてもご参加いただけます。

概要は以下の通りです。

第1弾
≪クリニック≫
 【日時】8月9日(土)14:00〜15:00(予定)
 【時間】 60分
 【定員】 10〜15名
 【参加費】 1,500円
 【形式】 田中氏によるトーク形式、質疑応答歓迎!
 【内容】 
 1)基本奏法について
 2)楽器のセッティングについて
 3)サウンドイメージについて
 4)特殊奏法について
 5)即興について

第2弾
≪ワークショップ≫
 【日時】8月17日(日)13:00〜14:00(予定)
 【時間】 60分
 【定員】 10名(中級者以上)
 【参加費】 3,500円
 【形式】 受講者参加型でのグループレッスン形式
 
 【内容】 
 1)ブルース…Bb、Fのブルースでペンタトニックや
        簡単なスケールの運用法を学ぶ。
        2or4小節のコール&レスポンスで掛かり稽古。

 2)スタンダード(枯葉)
   Level 1…スケールやアルペジオの運用法。
   Level 2…テンションやスケールアウトの考え方。
   Level 3…総括

※クリニック、ワークショップともに内容は時間、受講者数により、若干の変更がありえます。

【お申込み】
お電話 042-645-6030 もしくは
メールにてお名前、連絡先、参加日を明記の上お申込下さい。

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2008年07月25日

ごいすーなばすーん。

バスーン、ファゴットともいいますが…
ブラバンの時にバンドがフォルテになると
『ぜってー聞こえてねーよな
と思っていた楽器ですが、
木管楽器で一番演奏するのが難しいとも言われております。

で、この人はごいすーです。かなり。
http://jp.youtube.com/watch?v=vuYE5G1C9MQ&feature=related
日本にこんなん出来る人いるんかな…。

この人のほかの動画も
ごいすーです。
これとか
http://jp.youtube.com/watch?v=pDU4n2iWpFY&feature=related
これとか
http://jp.youtube.com/watch?v=GkeEvFIBxec&feature=related
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2008年01月22日

今日はJAZZの日。

今日はJAZZの日だそうで。
で、なんでと思って調べたら
都内の老舗JAZZクラブのオーナー達が決めたのだそうだ。

考えてみたらライブハウスなんて、しばらく行ってないな…。
っていうか自分のライブなんぞ何年もやってないな…。

いくら経営が忙しいとはいえ…

…いいんか? そんなんで…。

いや、  今年はやりたいな。


・・・・・ライブ・・・・。


・・・・初心に帰って、ストリートでもいいかな・・・。


八王子駅前で。


暖かくなったら。


とりあえずは・・・





・・・・・・・・ギター習おっと♪ (お好みでクリック!音量注意)
posted by 網 渦男 at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月07日

そういえば…

そうそう。
そういえば発表会の報告すらしてなかったですよね。
実は発表会が終わってから教室業務が立て込んで(言い訳)
休日は減るし(言い訳)、楽器の選定はバンバン入るし(言い訳)
バイクのエンジンオイルは切れるし(言い訳)、
クーラーは壊れるし(言い訳)、参議院選挙はあるし(言い訳)
内臓脂肪は減るし(YES!)パソコンのCドライブと
外付けのハードディスクは壊れるしで

なかなか更新できなかったんですよぉ〜。

・・・・・・・・・すんません。

で、発表会の写真がほとんど消えてしまったので
今手元に奇跡的に残っている写真から
ちょこっとずつ発表会の様子をアップしますね。
では今回のちょこっとショット↓

taki.jpg


実は発表会を支えた現役ジャズドラマー竹下宗男!!
…ではなく瀧 幸一郎!! (ドラムは竹下氏のもの)
なんでサプライズゲストの瀧くんの写真?とか
思わない思わないっ。
だって偶然携帯に残ってたんだも〜ん。
竹ちゃんごめんね。

え?会員さんの写真は?…それはですね…
プライバシーの問題もありますので(笑)
posted by 網 渦男 at 21:01| Comment(3) | TrackBack(0) | 音楽に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月16日

第8回 ア・ミューズ発表会!

もう3月も半ばですが(苦笑)、
簡単に1月に開催したア・ミューズの発表会の事を少々。

1月21日、寒空のなか八王子のレストラン「カラベーラ」にて
第8回ア・ミューズ メンバーズ パーティーを行いました。
当日は雨が降るとの予報でしたが、皆さんの日頃の行いと
執念(?)にて天気は晴れ。でも寒かったですね〜。
ご足労頂きありがとうございます。

今回は出演者と見学者あわせて総勢50名程の規模でした。
前回よりも少なかったのですが、
このくらいがちょうどいいのでしょうかね〜?
前回は70名超えてましたから、椅子が足りなかったり、
ぎゅうぎゅうでした(笑)時間も長かったし。

ジャズあり、ポップスあり、クラシックあり、雅楽ありの
大変楽しいパーティーでした。

一応サックスに関してのブログなので、
サックスの出演者に関してのコメントを書かねば(笑)
今回は下は小学生から上は50代の方まで15名の参加でした。
初参加の方もドキドキしながらも見事な演奏でしたね!
またマスターコースの常連さんは私もびっくりするくらいの
クオリティの高い演奏、ありがとうございました。
大人になってから初めて、ここまでになるものなんですね〜!
スゴイっす。
また今回も師弟対決(恒例?)があったりで、
私もうかうかしておれませんな。れんしゅーしよっ!
posted by 網 渦男 at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ひさしぶりすぎます。

え〜〜〜・・・
ホントに更新がご無沙汰でございまして。
「あ、俺ブログやってたわ!」
くらいの感覚もあったり(笑)。

で、ですね、前回の記事から順を追って書いていこうかなとも
思うのですが、いまさら…的な感も否めないので、
簡潔に報告事項だけにしよっかなと思っとります。
え〜っと何があったかな?
あ、発表会ですね。ア・ミューズのメンバーズパーティー。
それと、ヴォーカルコースがリニューアルしたり。
それに伴ってHPの更新とかしてました。
そうそう、先日ア・ミューズは開業4周年を迎えたのでした。
その辺の事をづらづらと書いてみたいと思います。

でも、誰か見てくれてるのかしらん?
posted by 網 渦男 at 11:16| Comment(3) | TrackBack(0) | 音楽に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月16日

マイケル・ブレッカー死去…。

13日、ジャズテナーサックスの偉大なるイノベーターである
マイケル・ブレッカー氏が逝去されました。
享年57才。まだまだ早すぎる死です。

http://www.michaelbrecker.com/

http://www.nytimes.com/2007/01/14/nyregion/14brecker.html?_r=1&oref=slogin

http://www.myspace.com/mbrecker

プロ、アマ問わず現在のサックスプレイヤー達に多大な影響を与えた方でした。
一時は病状は快方に向かい、ハンコックのライブにゲスト出演するなど、
うれしい知らせも聞いてはいたのですが、本当に残念でなりません。

私も彼の高度なテクニックに裏打ちされた緻密かつダイナミック、
説得力と構成力に富んだプレイを聴くにつけ、驚愕と羨望、
そしてその後に押し寄せる自己嫌悪との戦い(苦笑)によって
どれほど励まされ、影響を受けたかわかりません。
本当に感謝しておりますし、これからも彼の残した偉大な財産に
感謝し続けるでしょう。この声は届くか解りませんが、
本当にありがとうございます。

2002年の夏…東京JAZZでマイケルが来日した際、
「リガチャーの事で相談がある」
とマイケルのコーディネイターから電話がありました。
以前彼が使用しているガーデラ用のリガチャーを
選定したという経緯
があったので、今回は新しい物をとの要望でした。

終演後、味の素スタジアムの裏口で待っていたのですが、
実はその日は共演者のウェイン・ショーターの誕生日。
ホテルにてパーティーが開かれると言う事で残念ながら
アポイントはキャンセルになってしまい、会うことは出来ませんでした。
後日、別のジャズフェスで来日した際に、私が薦めたリガチャーを
渡していただく事が出来、(リンクラバー用)とても気に入って頂いて、
レコーディングで使用したとの知らせを聞いて、
彼から受けた恩にほんの少しでも報いる事ができたのかもしれないと思ったのでした。

まだまだこれから彼の円熟の域に達してのプレイを聴きたかったです。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

posted by 網 渦男 at 15:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月04日

お疲れ様でした〜!

先日大盛況のうちに無事パーティー(発表会)が終わりました!
いや〜楽しかったですね〜。
皆様雨でお足元の悪い中集まっていただきありがとうございました。

今回は前回よりもかなりレベルアップした感じでしたね〜。
各楽器の参加者もバランスが取れてきた感じです。
今までサックスプレイヤーばっかりでしたからね(笑)。
今回初めて参加して下さった、ヴォーカルコースの方も素晴らしかった!
営業できますね。いや、営業しましょう。で、私も呼んでください(笑)。

また今回を最後にア・ミューズを卒業するメンバーも。
彼と出会ったのはもう6〜7年前、彼がまだ大学生の時。
初心者なのにマークZを持って来た時点で私は彼をすっかり洗脳して
もう後戻りは出来ないJAZZの世界に引きずり込んでしまいました(爆)。
その後彼の大学からは続々と後輩がレッスンを受けに来てくれ、
その伝統は現在まで脈々と続いております。本当にありがとう。

やがて彼はテナーに転向。オトコだね!もう足を洗えません。
初めは発表会に見学に来ていた彼女もいつの間にか彼のアルトを持って
ア・ミューズにレッスンに通うように(洗脳完了?)
そしていつの間にか、めでたく今年結婚までしてしまうとは、
月日の経つのは早いものです。いや〜良かったね〜。
また、夫婦そろって同じ趣味を共有できるというのは素晴らしい事です。

こういった素晴らしい方々に支えられてア・ミューズは今日まで
やってこれたのだと本当に実感いたします。本当に感謝です。
ありがとうございます。
単なる音楽教室ではなく、これからもア・ミューズは皆様の人生に、
「幸せ」とまでは行かなくとも、何かプラスなひと時を、思い出を、
ナイスなサムシングを(何じゃ?)提供できればと思っております。

パーティーお疲れ様でした!本当にありがとうございました!
今後とも宜しくお願いいたします。
posted by 網 渦男 at 13:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月07日

ブランフォードのクリニック。

今日はブルーノート東京のライヴで来日中の
ブランフォード・マルサリス
のクリニックにイシモリまで行って来ました。

急遽決まったクリニックと言うことだったのですが、会場は満員。
ジャズライフ等でお馴染みの日本人サックスプレイヤーの方々もちらほら。
ジャズミュージシャンとしてはもはや説明するまでもないほど
輝かしい経歴のブランフォードのクリニックとあって
いささか会場も期待と緊張が入り混じった空気に包まれていました。

開始時間ほぼきっかりに受講者の拍手に包まれ、
ブランフォードがテナーとソプラノを持って登場。
彼独特の人懐っこい笑顔が会場のムードを一気に和らげました。

通訳をしてくださった三木俊夫さんの挨拶の後
ブランフォードから「なんか質問ある?」と
いきなり質問コーナーからのスタートでした。

質問は基本的な奏法の事から音楽に取り組む姿勢に対してまで
非常に広範囲にわたり、当初の予定を大幅に過ぎて
2時間近いクリニックとなりました。
ここでは細かい内容は控えますが、彼が言っていたことの中で、

「ある音楽を演奏する時にはその音楽の国や時代背景、
人々の生活、価値観などの文化を学ぶ必要がある。
それを学ばずしてその音楽本来のサウンドを出すことは出来ない。」

という内容のことがありました。
確かに我々日本人がJAZZを演奏する時に、それをどこまで考えているかと
振り返ると…。ん〜厳しいものがありますよね。

自分たちの国の文化、歴史さえ怪しいのに…。
でも確かに外国人が英語訛りで落語とかやってもピンと来ないかも。
「我々はどこまでJAZZの事がわかってるといえるのだろう」
とか考えてると…あ、弟さんの事思い出しちゃった!(爆)

まだまだ書きたいこといっぱいあるのですが
今日はこのくらいにしておきます。

posted by 網 渦男 at 20:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月08日

お問い合わせ最高記録?

昨日ア・ミューズにお問い合わせの電話がかかってきました。
コースに関する質問だったのですが、電話をかけてきてくださった方はなんと
「北海道」から!!
以前に広島からの無料体験希望のメールはありましたが
(上京された際に本当にやりました!)北海道という距離は最長記録です。

まあ実際はその方の知人でこちら方面に住んでる方を紹介してくださったのですが、
私としては本当に驚きでした。
しかもその北海道の方はア・ミューズのHPを「お気に入り」に
登録されて下さっているという事でなおさら感激です!
本当にありがとうございます!

と同時にこのブログもHPももっとちゃんと更新せねばと猛反省。
特にHPの方の「WEB de SAX」なんて全然更新してませんから…。
ネタも全然タイムリーでなくなってます(汗)。
最近SAXの会員さんも増えたのでまた更新せねば・・・。

あ、そうそうやっとのことでノートパソコンを購入して
レッスンに活用し始めたのですが、それまで使っていたデスクトップPCや
FDプレイヤー、QY70などが立て続けに故障してきました(涙)。
なんか実力派の新参者にふてくされてしまったのでしょうか?
データはなんとか移したのでよかったのですが、いつ止まってしまうやら不安です。
MDレコーダーも壊れてしまったのでMP3レコーダーも買いました。
う〜ん、出費がかさんでソプラノサックスがますます遠ざかりますな…。

posted by 網 渦男 at 13:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月12日

アドリブについての考察 その4

いやはや前回(憶えてないかもしれませんが)のコーナーから
3ヶ月も経ってしまいました。
「そろそろ続きを書け」という声がある訳ではないのですが、
ネタが無いので書きます(笑)。

今回は「センテンスを意識するレッスン」についてでございます。

前回、左脳的(リックの使用)アプローチ
右脳的(イメージの表現)アプローチについて述べましたが、
そのどちらにしても現出してくるフレーズの大体は

スケール(横のベクトル)
アルペジオ(縦のベクトル)
のどちらかな訳です。

もちろんロリンズやメイシオのように単音でリズムのグルーヴや
モチーフの発展をさせる場合もありますが、
ソロ全般それで通してしまってもどうしたもんかと思いますので、
やはり何かフレーズらしいフレーズを吹く必要があるでしょう。

ある程度コード(アルペジオ)やスケールを練習している方でも
いざアドリブの練習をしてみると、パニクって
「とにかく何でもめちゃくちゃに吹いてしまう」
場合がよくあります。
普段U-7X7フレーズを一生懸命練習している人でも
ぶっ飛んでしまう事もあります。
それでもって
「あちゃ〜またやっちゃった」
になってしまうわけでございます。

そんな時こんなレッスンをしています。

@簡単なコードの曲を使う。(枯葉とか)
A落ち着いて音数は少なくていいので、4小節単位で考えてから吹く。
Bその4小節を文法でいうS-V-Oに分ける。(S-V-O-Cでも可。)


始めは幼稚になるかも知れませんがこの段階での目的は
「考えたものを吹く」
という事なので、先の小節を見据えてプレイすることができればOKとします。
余裕が出てきたらよりカッコイイ「吹き方」まで意識が及ぶとGoodです。

後はこの単語一つ一つのクオリティを上げていく事と
次に続くフレーズとのつながりを意識しつつ、(接続詞なども使用して)
ストーリーを展開していければアドリブに説得力が出て来ると思います。
欲を言えば1コーラスで起承転結を付けられるといいでしょう。

例えばこんな感じでやってみました。


簡単にこのソロをアナライズしてみますと…

*1〜4小節 スケールのみでS-V-O-C
*5〜7小節 スケールのみでリズムとフレーズシェイプの展開
*8小節目  接続詞

*9〜16小節 パッシングトーン(経過音)を含むS-V-O
*17〜20小節 大きなS-V

*21〜23小節 音域を高くしてのS-V-O
*24小節目  接続詞

*25〜28小節 日本語的なS-O-V(Vにおいてコードの細分化)
*29〜32小節 シンプルなテーマの反復とまとめ的フレーズ

さあ、なんとなくアドリブが出来る気になってきましたでしょうか?
次回につづく…。




posted by 網 渦男 at 16:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月18日

オススメCD。

以前のブログでオススメのCDを掲載したんですが、
「アルト用は?」の声があったので私なりに選んでみたいと思います。

私は元々テナー吹きなのでアルトの好みは
ちょっと普通のアルトプレイヤーと違うのかもしれませんが…。

まずは御大パーカー様は外せないと思うのですが、
私実はあまり持っていないんです。(すんません)
大学時代にはまあまあ聴いていたんですが、アルトは本業でなかったので
友人が持っているのを借りたりして聴いただけなのです。
と言う事でベタですが1枚選ぶならこれかな?

Charlie Parker/Now's The Time

これはジャズ研の1年生が
「まずはこれを聴け」
といわれるCDですね。
私はこれを初めて聴いた時はまったく何やってるか解りませんでした。
録音が古いので実際の音色や音圧が想像しがたいのですが、
生音聴いた人はぶっ飛んだでしょうね、本当にパーカーはスゴイと思います。

それからこの人マクリーン先生です。

Jackie Mclean/ Swing Swang Swingin!

私はテナーっぽいアルトが好きなんです。
アーティキュレーションも好き。トテトテしてるんですよ。
音程は気にしてはいけません。
人間らしくていいじゃないですか!

その他ジャズのアルトプレイヤーで好きな人はたくさんいるんですが、
キリが無いので音色的に特徴的で有名な人と言う事であげると
マクリーンが硬質な音色だとするとこの人はソフトです。
テイク・ファイブでおなじみ、デズモンド教授です。

Dave Brubeck/Time Out (Paul Desmond As)

乾いてハスキーでクール。頭のよさそうな音です。
こんな音の人は育ちが良さそうです。音で聴かせてしまうタイプです。
難しい曲でアドリブ取んなきゃいけない時はデズモンドみたいな音で
「プフゥ〜」とか溜息混じりにやると間が持ちます。

お次はアルトを語るには避けて通れません。
ミスターサンボーン、イェイ〜!
この人はベストいっぱい出してるからこれでいいでしょ。

David Sanborn/Sanborn Best!

とにかくPops、Rock、Funk、Fusion、Jazzのプレイヤーに
多大な影響を与えた人です。私もPopsのバンドにヘルプで言った時に
「もっとさ〜何つーの、サンボーンみたいにブリブリって泣いてくれないかな〜」
って何度言われたか知れません。
んな出来るわけねーだろ!メイヤーだし…」と思いつつ
「あ、はい、すんません、頑張ります(苦笑)」とお茶を濁してきました。

それからFUNK(ふぉんくと読んで下さい)の大御所
メイシオ親分です。何しろ音がトイフーでカイデーです。

Maceo Parker/Life on Planet Groove

このアルバムはメイシオのドラムとのデュオもさることながら
キャンディー・ダルファーがゲストで参加しておりますので
お得なCDですね。

そして最後はギャレット先生。
まあ最近の国内外のアルトプレイヤーにかなりの影響を与えてますね。
ポイ人いっぱいいます。どのアルバムも好きですが、
敢えて選ぶとしたらこれかな〜…。

Triology/Kenny Garrett

音色もタイムも好きですし、やっぱどこかアルトっぽく無いんですよね。
特にしゃべってるみたいに吹く人好きなんで…
やっぱり一番好きかな!(ミーハーかな?)
実は生で聴いたこと無いので是非聴いて見たいです。
いつもスケジュール合わないでライブ行けて無いんです。

それではアルト初心者の皆様は参考になさって下さい。
つづく
posted by 網 渦男 at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽に関するネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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